Ve BIENNALE INTERNATIONALE D’ART CONTEMPORAIN DE MELLE, FRANCE
特集「第5回メル現代アート・ビエンナーレ」(2)
Habiter la Terre : du battement de coeur à l’emportement du monde
フランス、ポワトゥー・シャラント地域メル市。テーマ:「地球に住む、心臓の鼓動から世界の逆上まで」
2011年6月25日 – 9月18日。
http://www.biennale-melle.fr/2011.programmation.html
Christian Boltanski, Céline Boyer, Gilles Clément, Pascal Colrat, Thierry Fontaine, Ha Cha Youn, Mona Hatoum, Shigeko Hirakawa, Gary Hill, Jason Karaïndros, Kôichi Kurita, Sébastien Laval, Claude Lévêque, Cristina Lucas, AdrianPaci, Mathieu Pernot, Dominique Robin, Massinissa Selmani, Chiharu Shiota, Kristina Solomoukha, Max Streicher, Barthélémy Toguo, Paul Virilio, Fang Wen. Ainsi que la chorégraphe Claire Servant et l’écrivain François Bon.
<Fan Wen、ファン・ウェン>
1976年北京生まれ。
サン・サヴィニアン教会。
作品「中華人民共和国の田舎労働者」
無名の労働者たち。北京オリンピックを成し遂げるために全国各地から集まった1500万とも2000万とも言われる大勢の労働者たち。無名の労働者たちは町にあっても町を作るコンクリートやレンガを積み上げていくばかり。そうした労働者の顔がコンクリートブロックの山と重なって見える。コンクリートブロックに刻まれたレンガのように同じ顔の労働者たち。
<Koichi Kurita、栗田宏一>
1962年山梨生まれ。
サン・サヴィニアン教会。
作品「Innocence、福島の土 2011」
メル現代アートビエンナーレにアーティストが送ってきたのは、2001年に採取した福島の土。「心配しないで。これは2001年まだ地震も津波も、福島の原発事故も無かった、無垢の地球のときの土です」といったという。すでに栗田は、2005年の第二回ビエンナーレにおいても、サン・セーブル県の120の村から土を採取しており、今日、土の標本は2万1千に上るという。