フランスから―環境とアートのブログ

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・現代アートの現場紹介
初夏の現代アート展 3

初夏の現代アート展 3

マルセイユ・エキスポ 2018年6月のニューズレターから:Marseille, Aix-en-Provence, Istres, Châteauneuf-le-Rouge, Port de Bouc, Saint Chamas マルセイユおよび周辺都市の展覧会とオープニング、リンク。
財団の現代アートスペース、増加傾向

財団の現代アートスペース、増加傾向

フランスの企業財団によるアート・スペース
クライシス・マップ、フランス文化が死ぬ!

クライシス・マップ、フランス文化が死ぬ!

ル・パリジャンが、今年中止になった音楽、演劇、パフォーマンス、ダンス、現代アートなどの文化活動やフェスティバルを集計。開催中止、機関の消滅、文化施設の閉鎖などを含めた総計は、143に上ることが分かった。同紙は「クライシス・マップ! フランス文化が死ぬ」と題した地図を発表している(下のリンクを参照)。 いずれも、予算や公共の支援削減によって運営不可能となったもので、同紙は「国が厳しい選択を迫った」としている。主な原因は、2014年3月の地方選挙で政権が交代した市町村の政策転換によるもので、消滅の憂き目をみたフェスティバルの中には、今年10万人の来場を見込んでいたベルフォールのロックコンサートなども含まれ、関係者のみならず一般からも、「文化の危機的状態」という声が上がっている。
パリ周辺現代アートセンターに光も

パリ周辺現代アートセンターに光も

パリ周辺の現代アートセンターのなかには、古くから継続して発信を続ける施設もあれば、新しくできたスペースもあり、ここでは、最近見に行ったパリ南方の郊外にある四つの現代アートセンターの顔を少し紹介したいと思う。ヴェリズィ、マラコフ、アルフォールヴィルのセンターは市のサポートによって成り立っており、こうしたパリ周辺の市が応援する現代アートセンターは数が多い。そうした発信地はこの次取材ができた折に、少しずつアップする予定。現在開催中の展覧会へのアクセスは各サイトで。

閉鎖に追い込まれる現代アートセンター

フランス各地で、現代アートセンターが6箇所ほど閉鎖に追い込まれつつある。主に、経済的な理由からで、支援する公共団体、市町村県などの経済粛清、右傾化(極右政党の市長*が文化予算カット)による政策の方向転換が大本にある。パリ近郊では、ブランメニルとブレティニィ・シュル・オルジュの現代アートセンター(Centre d’art contemporain CAC)が危機状態。 ほかにパリのマイヨール美術館が閉鎖を決定。またペルピニャンでは美術学校の閉鎖が懸念されている。

新しい現代アートの現場、パリとリヨン

大きな施設が開館している。パリ西部のブーローニュの森に出現したルイ・ヴュトン・ファンデーション:http://www.fondationlouisvuitton.fr/ リヨンのミューゼ・デ・コンフリュアンス:http://www.museedesconfluences.fr/

ルーブル美術館、オーディトリウム「音楽ファン」

[ルーブル美術館、オーディトリウム]2014年2月21日、20時半から。 「音楽ファン」リストからエルビス、シナトラからレディ・ガガまで、ファンのあり方を観測するシンポジウムとフィルム une exploration dynamique de la musique Photo Copyright Fan of the Beatles Clip & Clap Fan attitudes L’art d’être fan… de Liszt à Elvis, de Sinatra à Lady Gaga Vendredi 21 février à 20h30, à l’auditorium ou au 01 40 20 55 00 De 5€ (- de 26 ans) à 10€ Musée du Louvre...
FRAC - PACA マルセイユ・フラック開館

FRAC – PACA マルセイユ・フラック開館

・FRAC – PACA (Provence-alpes-côte d’azur)、マルセイユ、ヨーロッパ文化首都の今年、フラック(現代アート地域基金機構)の 新スペース<La Pixellerie>誕生:  国から地域へ向かって広げた基金機構FRACは、現代アートを推進する目的で、地域ごとに芸術作品の発注制作や買い上げを定期的に行いながら、現代アートの資産(注:収蔵品の形成を資産の形成として考え、市民へ芸術教育の資源として還元し続ける)を形成していくことを大きな役割として担っている。*関連説明ページ:FRAC(現代アート地域基金機構) 2013年ヨーロッパ文化首都開催都市として選出されたマルセイユは、次々に新しい文化施設を開館しており、今までのFRACの収蔵品をもとに、所蔵作品や新しいアーティストの仕事を広める役割をもって、所蔵庫ならびびに展覧会を行う新施設、La Pixellerieを、日本人建築家隈研吾氏のデザインで竣工、開館した。…
L'Onde ロンド劇場・現代アートセンター

L’Onde ロンド劇場・現代アートセンター

市立の現代アートセンター紹介、パリ近郊編 その2 [2 L’Onde ロンド劇場・現代アートセンター、ヴェリズィ市] L’Onde 8 Avenue Louis Breguet, 78140 Vélizy-Villacoublay +33(0)1 34 58 03 35 http://www.londe.fr/ パリから車で約30分、ベルサイユから5分ほどのところに600席を持つ劇場L’Ondeが誕生して10年目となる。…
フランス文化省が後援する現代アートセンター、5.南東フランス編

フランス文化省が後援する現代アートセンター、5.南東フランス編

[フランス文化省が後援する現代アートセンター] ・第5弾、南東フランス編 - LISTE DES CENTRES D’ART (リンク:フランス文化省サイト)…
Sentier Art et Nature de Jaujac サンティエ・アール・エ・ナチュール・ド・ジョージャック

Sentier Art et Nature de Jaujac サンティエ・アール・エ・ナチュール・ド・ジョージャック

Sentier Art et Nature de Jaujac、ジョージャック・サンティエ・アール・エ・ナチュール: フランスの野外展のブームの基を作ったイベントの一つ、地域振興のパイオニア、ジョージャックの「サンティエ・アール・エ・ナチュール」の紹介。…
フランス文化省が後援する現代アートセンター、4.南西フランス編

フランス文化省が後援する現代アートセンター、4.南西フランス編

[フランス文化省が後援する現代アートセンター] ・第4弾、南西フランス編 - LISTE DES CENTRES D’ART (リンク:フランス文化省サイト)
市立の現代アートセンター、Maison des arts de Malakoff - マラコフ市メゾン・デ・ザール、

市立の現代アートセンター、Maison des arts de Malakoff – マラコフ市メゾン・デ・ザール、

市立の現代アートセンター紹介、パリ近郊編 その1 [1. Maison des arts de Malakoff – マラコフ市メゾン・デ・ザール、現代アートセンター]
フランス文化省が後援する現代アートセンター、3.北東フランス編

フランス文化省が後援する現代アートセンター、3.北東フランス編

フランス文化省が後援する現代アートセンター(フランス文化省サイトへリンク): ・文化省サイトからの引用: 「作品のプレゼンテーションに斬新な実践を施し、できるだけ広範な一般市民の現代芸術へのアクセスを容易にする媒介の役割をもって、芸術振興を推進していくのが現代アートセンターである。フランス全土に敷設された現代アートセンターは、新しい市民が〈今〉の芸術と出会う契機を作りだしており、毎年、総計百万人以上の入場者を数えている。…」