フランスから―環境とアートのブログ

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世界とフランスの近未来における美術館

(レ・ゼコーとボザールの二つの記事から)  より「開かれた」、より「子供向け」、より「参加型」に向かう現代の美術館。私たちの知っている美術館は消滅していくのだろうか? 「約200年前に生まれ、物によって知ることを伝える場として公共へ開かれたミュージアムは、やがて廃れようとしているらしい。ミュージアムの規定さえ曖昧になり、その呼び名もMuCEM、 MuMaや、MAXXIなどと簡略化されてそのものの名前で呼ぶことさえ避けられるようになった。テクノロジーや社会の劇的転換に捉えられ、私たちが今まで不変であると考えてきた機構は時代遅れになったということだろうか。」(ジュネーヴ、芸術歴史博物館 MAHで開催された『21世紀のミュージアム』展のシンポジウムでアルトワ大学の社会学者で博士課程« Expographie Muséographie »責任者のセルジュ・ショーミエによる問い。)
パフォーマンス「水を追いかける」最終回、ヨーロッパ遺産の日

パフォーマンス「水を追いかける」最終回、ヨーロッパ遺産の日

2014年9月20日、21日、つまりこの週末、ヨーロッパ遺産の日に向けて、平川滋子「ウォーター・フットプリント」展の第4回目のパフォーマンス「水を追いかける」が、現在展覧会が企画されているフィニステール県トレヴァレーズ領で行われる。領地の貯水池1800トン、狩の池の800トン、合計2600トンを緑に染めて領地内に流す大掛かりなパフォーマンスは最終回を迎える。展覧会は10月12日まで。