淡水に生きる大型生物の危機、この40年で88%減少
新しい研究発表によると、湖や川に生息する大型の生物がこの40年で劇的に減少しているという。他の陸上あるいは海洋の脊椎動物に比べ2倍の速さ、という危機的状況。 川と湖は地球の表面のわずか1%を占めるのみだが、地球上で最もダイナミックかつ多様な生態系の領域だ。知られている脊椎動物種のおよそ3分の1、魚類の半分が淡水を必要とし、世界の多様な生物の多くが淡水に生息しているのである。 『Global Change Biology』誌が明らかにしたところによると、過去40年間で、この数が劇的に減少した。地球上で淡水に生きる大型生物種の数が、80%以上減少したという。理由は、乱獲と生息域の激減によるものという。
ドキュメンタリー:原子力、神話の終焉
13チャンネル、ピュブリック・セナ、原子力政策の終わりを明らかに 原子力ドキュメンタリー『原子力、神話の終焉– Nucléaire, la fin d´un mythe』が、9月22日と29日に政治専門のテレビ局ピュブリック・セナで全国放送された。やがてフランスでは、寿命40年を迎える原子炉が34基に上る。原発が延命されるにせよ廃炉にされるにせよ、これからかかる膨大な費用と崩壊していく「安全」を前に、国やフランス電気会社EDFの足踏みがいかに危険を助長するか、54分のドキュメンタリーが浮き彫りにする。