フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "エコロジー党"

アクチュアリティ、新年度へ向けて

9月も近づき、夏休みから三々五々帰還中の政府官僚たちが、新年度を前にすでに国民の批評の的となっている。この5月、大統領選挙で勝利した社会党オーランド大統領と内閣を采配するエロー首相の人気に関する世論調査が発表された。オーランド大統領は当選時から11%減少、またエロー首相も9%の減少と、結果はなかなか厳しい。国民の意見を街頭インタビューでは、「10年の景気不振を回復するにはどんなに政治手腕があっても100日でははまだ時期尚早でしょう」といったような慎重な意見が返ってきた。 …

アクチュアリティ、福島原発事故の影響

福島原発事故、フランスの政治へ影響 - 2012年大統領選へ向けて、エコロジー党から、ニコラ・ユロが出馬を表明。ニコラ・ユロはテレビ番組「ウシュアイア」で世界の自然を紹介する冒険家として知名。4月25日、アルザス地方のフェッセンハイム原子力発電所廃止運動集会に姿を現したニコラ・ユロは、「今まで原発に対して特別な意識を持っていなかったが、福島原発事故は、原発の恐ろしさを強く意識させることになった」と、立候補の動機が福島原発事故にあることを明らかにし、築後40年を越す古いフェッセンハイム原発廃止を訴えた。 4月26日は、チェルノブイリ原発事故25周年にあたる。前日の25日は、ドイツで14万人を動員する原発反対デモが繰り広げられ、フランスでは数千人がピクニックスタイルで原発反対集会を開いた。(フランスTV) My opinion : 4月18日から復活祭をかねた一週間の学校の休みにあわせてフランスでは多くの人が休暇をとっている。4月25日月曜日が「復活祭の月曜」と呼ばれる祭日。フランス各地20度を越す好天気に恵まれた祭日の原発反対集会がバカンス気分半分のお弁当つきなのは、まあごく自然なこと。(S.H.)