[ヴァール県を中心に、大雨洪水]
先月および1月上旬のブルターニュの洪水に引き続き、今度はフランス南東部で大雨による洪水。冠水した町では停電、電話の不通で日常生活が一転。突然の水位の上昇で、地下室にいた70歳の男性が死亡。船を出していた女性が一人行方不明。水位の高い地区ではヘリコプターが住人を救助し、避難所へ搬送するなど、雨の中で消防士の活動が続いている。アルプ・マリティームでは水を含んで緩んだ崖が地崩れ。傾斜に林立した家が崩落の危険に瀕し、住民が避難した。南東部地方では、今夜も降雨が続き、山間では1mの降雪、平地や沿岸部で20mmから50mmの降水が見込まれている。
[PSA、中国に資本援助を求める?]
30億ユーロを経営建て直しに必要とするプジョー・シトロエンPSAは、中国に資本援助を求める可能性を強め、フランス国内の論争を呼んでいる。
[オランダの基金が火星旅行希望者を募集]
オランダのBas Landorf氏が10年後に火星へ移住者を送り込む企画を公表し、希望者を募集。約20万人が応募して、フランス人は22人が合格した。Bas Landorf氏はその基金を背景に、8人のチームを組んでMars One Team と命名し火星移住計画を遂行中。総計約40億ユーロで火星行きを実現させると豪語し、関係者を苦笑させた。というのもNASAの計算によれば、火星へ行くためにはこの30倍近くの1500億ユーロが必要となるはずだからだ。地球から55百万キロ離れた火星へ一度移住すれば二度と地球へは戻ってこれないという。選ばれたフランス人のうち美容師の女性は、「10年後はどっち道56歳になりますし、火星へ行ったきりというのもいいんじゃないですか」。
(フランス2TV)