フランスの内閣改造、11月14日、日曜夜発表。第三期、フィヨン内閣誕生。
2007年のサルコジ当選当初からフランソワ・フィヨンが首相を努め、安定した人気を獲得していたフィヨンが第三期首相の座を獲得した。フランスの政治上、一番長い任期をつとめる首相となる。

新内閣の特徴は、社会党のベルナール・クシュネールが退き、またスポーツを担当していたラマ・ヤッド、都市政策担当フェデラ・アマラが外れて、多様性を失った保守中心の構成。37のポストが30へ減少した。

2010年11月14日誕生、第三期フィヨン内閣の内容: ウィキペディア (仏語)

2012年の大統領選挙にかんし、社会党からマルチーヌ・オーブリィ、保守からサルコジが立つと、僅差でサルコジが負け、もしサルコジではなくフィヨンが立つと、僅差で社会党に勝つ、という予想が立っている。保守が人気を保つかどうか、フィヨンは要のキー・パーソンだ。