ノーベル医学賞科学者リュック・モンタニエ氏が語るコロナウィルスの正体

「私の仕事は事実を明らかにすることです。新型コロナウィルスは元からあったコロナウィルスにエイズ菌の小さいシークエンスを組み込んで作られたものです。」

フランスのCNewsチャネルでインタビューを受けたヒト免疫不全ウイルス(HIV)の発見で2008年のノーベル医学賞を受賞したフランスの科学者リュック・モンタニエ氏がこう明言した。コロナウィルスを自宅のコンピュータで調査しているという氏は、小さなエイズ菌の遺伝情報を伴った部分がコロナウィルスの遺伝子構造の中に組み込まれているのを発見し、ウィルスは人為によって生み出されたものであると証言した。

Q:誰が何のためにやったんでしょうか?

LM:遺伝子を扱う専門の生物分子科学者が非常に緻密な作業でおこなったものには違いありません。元はコウモリのウィルスでコロナウィルス自体は存在していて、その遺伝子情報の中にエイズの遺伝子の一部を組み込んだものです。何のためにやったかははっきりしませんが、強いて言えばおそらく、エイズのワクチンが作りたかったんでしょう。それが研究所から漏洩してしまった。[…]

エイズ菌の一部を組み込むことによってより感染率も危険性も高まります。ただ、ウィルスは変異し続ける。人から人へ感染するたびにその変容を見定めなければならないので、展望に非常に時間がかかります。

モンタニエ氏はまた、自分はコロナウイルスが「実験室で操作されたもの」と主張する唯一の科学者ではなく、すでに2020年1月31日、インドの研究グループが類似した論文を発表していたと言う。しかしながら、その情報は闇に葬られてしまったのだとも。

Q:実験室から漏れたとすれば、なぜみんな黙っているんでしょうか。アメリカは、これは中国のウィルスだと言って中国を責めていますが、国務長官ポンペオ氏の発表によると2018年の時点で、在中アメリカ大使館が、武漢ウィルス研究所の安全性について警告を受け取っています。(しかも、アメリカがこの研究所を援助していた)ウイルスがそこから漏洩する可能性があるという懸念を表明していました。

実験室から漏れ出たとすれば、武漢の魚市場から始まったと言うのは、嘘ですか?

LM:それはあり得ません。

ウィルスはRNA構造で、遺伝子情報が3万個くらいあり、基本となるのはそのうちの1000個です。その一部をHIVのシークエンスと置き換えるだけで、接触するタンパク質への反応が変化します。どんどん変異する中で、HIVが活発化するのです。

(TVスタジオでは、「どうして他の科学者がそれを発表しないのか、なぜみんなそういうことを知らないのか、どうして中国はそれを認めないのか」といったいわば科学分野を外れた質問が多く飛び交う。学者の口からたった一言専門用語を聞いただけで一般人は混迷してしまい、前に進まない。「おっしゃってることをちゃんと理解できているかどうかわからないが」と言い続けの司会者と門外漢の一般を重ね合わせてもいいかもしれないが、一人の学者を相手の話のかみ合いが難しい。そうこうしながら、モンタニエ氏のいう「事実」の周辺へと迫っていった。)

LM:[…]

ただ、自然というのはよくできたもので自分の秩序を取り戻そうとするから、人工的に作られたものは結局消滅することになる。アメリカの感染は爆発的で恐ろしいですが、一部の感染者には非常に症状が軽い人たちが散見され始めています。ウィルスが消滅し始めた一つの証拠です。

Q:ウィルスを退治するにはワクチンとか、どういう方法があるのでしょうか?

LM:少し現実離れしてくるかもしれませんが、「周波」が役に立ちます。ものはそれぞれ周波を持っていて、コロナウィルスの周波を他の周波で変えてしまえば、ウィルスも消える、というような方向です。

Q:何です?その周波、とは?

LM:私の研究の中心になっているものの一つですが、周波というのは現代社会ではいろいろありますね。例えば人間生活をいろんな波長が取り巻いていますけど、武漢は5Gが広まっている町としても有名です。アンテナが1万以上もあるらしい。こういう5Gのような強い周波もウィルスの繁殖に寄与していることは間違いありません。[…]

リュック・モンタニエ氏のTVインタビューを伝えるオランダの財団サイトでは、インドの科学者の報告以外、中国人の科学者による「ウイルスは、おそらくウイルスが最初に特定された都市である武漢にある研究所のもの」とする報告もあったという。武漢のウィルス研究所は、エボラやSARSなどの非常に危険な病原体の研究に向けた中国で唯一の指定研究所である。

 

Le passage complet de Luc Montagnier sur CNews où il parle du Covid-19 et du VIH/ リュック・モンタニエ氏のTVインタビュー 2020.4.17 CNews

https://www.dr-rath-foundation.org/2020/04/nobel-prize-winning-scientist-who-discovered-hiv-says-coronavirus-was-created-in-laboratory/?fbclid=IwAR0CZS-GYLaZhfIgdKfwBA_t_i1ydwFkbvyXs7Eb2GL_XV3e-yL0sOzX82I

https://web.archive.org/web/20200214144447/https:/www.researchgate.net/publication/339070128_The_possible_origins_of_2019-nCoV_coronavirus

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My opinion:

不肖私は、リュック・モンタニエ氏のファンである。周波の話は数年前、「水の記憶」の中で聞いて初めて知った。水がその中に含んだものの波長を記憶する、という実証理論である。これは一聞に値するもので、ストラスブール大学の学者マルク・アンリ氏がこれを支持して、水のメモリー能力をコンピュータのハードディスクに例えて計算算出したりしている。

このTVのノーベル医学賞学者とテレビの司会者とそのゲストとのやりとりは、知識の壁をそのまま映し出すようで、なんとも聞きづらい部分もあったが、要は、モンタニエ氏が学者としての自己の研究の延長線上で判明した事実として、コロナウィルスの遺伝子の中に他の菌、つまり、エイズ菌の遺伝子が混じっているということを我々に伝えてくれたのであった。その混じり方は、遺伝子組換えをできる研究所かつ研究者でなければできない緻密な方法で、従って人為操作だった。言われてみれば、感染すると抵抗力が低下し他の内臓がやられたりする、これまでの肺炎やインフルエンザでは考えられないような症状が起きているが、実は組み込まれたエイズ菌のなせる技だったのだろうか。

しかしこうした科学的事実が、しばしば隠蔽されるというモンタニエ氏。事実が潰される背景に、経済摩擦や国際的な政治摩擦、また世界的製薬会社の思惑など、水面下の問題の巨大な闇を感じる。

さて一方で、モンタニエ氏がいう「自然の力が秩序を戻す」という言葉は、我々に希望の光を与えてくれた。人工的な遺伝子組換えはやはり無理な組み合わせ。変異を重ねてエイズモノマーははじき出される運命にあるらしい。自然がそれを淘汰してくれるという話だ。「そのうち消える」とモンタニエ氏がいうように、早く消え去ってくれないものか。(S.H.)

 

水の記憶、リュック・モンタニエ
On a retrouvé la Mémoire de l’eau, Luc Montagnier, Juillet 2014