フランスから―環境とアートのブログ

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10月22日、年金制度改革法案、下院議会を通過。 石油精製所の組合員、(アート・)パフォーマンス!? - 明け方3時に警察と県知事がはいり、スト中止の諭告(強要)を受けてショックを受けた組合員たちは、22日、即席に作った黒い棺に「死んだ民主主義」を収め、4人で厳かに運び火葬する、というパフォーマンスを行った。 「逮捕する」と脅迫して仕事に戻るのを強制した当局に腹を立て、「われわれの要求を聞くどころかストライキの権利を剥奪するのは許せない」と組合員。(フランスTV) 関連記事 県知事と警察が介入して仕事へ戻るよう強制する諭告を受けたセーヌ・エ・マルヌ県の石油精製所の組合員は、即座に司法局へ訴え。23日、司法局は、県知事の諭告を違法と認めて諭告の無効を宣言した。しかし組合員がほっとしたのもつかの間、数時間後、再び県知事が12人の組合員にスト中止命令を出し、事態はまた一転。混乱は振り出しに戻った。 「知事が司法の判断を無視してばたばたして決着を急いでいるのは、自分がバカンスに出たいがためなんですよ」と怒りを見せる組合員。ちなみに、フランスは現在(地域によって差があるがパリは10月23日から11月4日まで)、万聖節のバカンス。学校は休みとなリ、大人も休みをあわせてバカンスに出る人も少なくない。 現在ストライキで休業中の石油精製所は国内12箇所。ストが解かれて給油が進んでいるはずだが、遅々としてまだ5分の1のガソリンスタンドが休業中。まったくガソリンが枯渇してしまっている県が7県ある。(フランスTV)

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フランスの3分の一のガソリンスタンドを枯渇させた石油精製所のストライキ - セーヌ・エ・マルヌ県の精製所にきょう早朝3時に警察が入り、占拠中の組合員にスト中止を諭告。命令に従わない場合は捕縛すると通告し、仕事に戻るよう強要した。警察とのこぜりあいで組合員2人が軽い怪我。組合のスト続行が発表されたばかりで、「ストライキで逮捕する、と脅されるなんて・・・」と大多数がショックを受けている。経済相の交渉が進んでいたが、思うように給油が進まないため、強硬措置にでたものとみられるが、かえって組合の態度が硬化することが予想される。(フランスTV) リヨンの壊し屋による暴力は、警察や機動隊の800人という動員強化にもかかわらず19日からきのうまで3日間続き、市民を震撼とさせている。きのうリヨン中心街の車や商店街のショーウインドーを壊したり、あちこちに向けて投石をした壊し屋は400人と推定されている。「怖くて怖くて、ほんとうにああした暴力の前では、まったく無力を感じます」と車のフロントガラスを割られた女性。 RT Video 年金法改革反対集会に便乗する壊し屋、リヨン 2010年10月19日 フランス中の混乱にもかかわらず、年金法改革法案はディテールを少しずつ修正しつつ、国会を通る見込み。