フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "Installation art"
作品 ショートビデオ 水ー地下

作品 ショートビデオ 水ー地下

水ー地下 個展「追われる水」の中のインスタレーションの一つ。水の多様なコンセプトを作品にした。2001年、フランス、マラコフ市メゾンデザール現代アートセンター企画。
ジュミエージュのベル・ダム

ジュミエージュのベル・ダム

  「ジュミエージュのベル・ダム」は第3回ジュミエージュ野外展のために制作した新作。 展覧会は2019年4ガウ27日から10月31日まで、フランス、ノルマンディー、ジュミエージュ僧院跡公園。 平川滋子      
天の果実をつけた木 ショートビデオ

天の果実をつけた木 ショートビデオ

リポート2004、No.2「ピエール・レスタニとワシントンD.C.」

リポート2004、No.2「ピエール・レスタニとワシントンD.C.」

2004年のリポートから第二段。ピエール・レスタニとの出会いとその宇宙観。 宇宙観と文化-円環の世界 リポート2004(P.58)、No.2
オー・アン・ブル Shigeko Hirakawa

オー・アン・ブル Shigeko Hirakawa

   
オー・アン・ブル Shigeko Hirakawa

オー・アン・ブル Shigeko Hirakawa

オー・アン・ブル Shigeko Hirakawa

オー・アン・ブル Shigeko Hirakawa

なぜ環境問題か、というはなし その1

なぜ環境問題か、というはなし その1

「環境アート」という主題を自分のウェブにつけたのはもう14、15年も前のことになる。自分が何をやっても結局は自分の身の回りの環境に多かれ少なかれ影響された作品を作っていることに思い当たったときに付けた。したがって70年代で起きた歴史的な「環境アート」とは切り離れてぽつんとある。また「日本にいたらこんな作品は作っているはずがない」と思うことでフランスの環境が私の思考の反射板的となっていることがいつも浮き彫りになった。このことが、2003年のアメリカ行きを決めた要因でもある。「もしアメリカにいたとしても、今のような作品を作ってはいないだろう」という推測は、このとき現地アメリカで大いに確証を得たといっていい。自然環境のみならず、社会が違う。文化や言語のみならず、社会構造から来る気分がまったく違う。アートの成立も結局はすべて環境に帰するという思いを強くしたのはこのときだ。…
インスタレーション「オー・アン・ブル」

インスタレーション「オー・アン・ブル」

ビデオで紹介:インスタレーション「オー・アン・ブル」: 新作、オー・アン・ブルは、Eau(水)がBoule(球状)になったという意味なのだが、アン・ブル(en boule)で「怒った」という意味にもなるので、「怒った水」という解釈も可能だ。アイデアを思いついたのは2010年あたりだったのだが、トレバレーズでの企画でようやく今年実現に至った。 19世紀に地域のブルジョワの手で建てられたトレバレーズの城は、水洗や電気などの当時の最先端技術をふんだんに利用しかつ周到に完備した城であった。第二次世界大戦中、ドイツ軍が進攻してこの城を拠点としたため、イギリス空軍に爆撃され、城の半分が破壊されるという悲劇にあった。英国空軍は二機の飛行機で城を爆撃する際、カメラを回して爆弾投下の様子を映像に収めている。領地の管理をするフィニステール県は破壊された城の修復を続けており、スレートの屋根の修理はほとんど完了。城の内部をが少しずつ一般公開されると同時に、昔の資料も見られるようになってきた。70年前に城を破壊した英国空軍の爆撃映像は、城の一階で常時放映中だ。 私の作品はこの大雨の中、世界の水不足が近い将来やってくることを示唆した、エコロジーのプロジェクトだ。タイトルは「ウォーター・フットプリント」プロジェクト。オー・アン・ブルは怒った水、のほうが意に適っているかもしれない。(S.H. つづく)
今日のPHOTO、ブールカンブレス

今日のPHOTO、ブールカンブレス

今日のPHOTO: Photography by Shigeko Hirakawa. 2013年10月26日から始まる、ブールカンブレス(Bourg-en-Bresse)市にある元王立僧院、ブル美術館の展覧会企画のために、9月初頭に一週間制作のため移動。その折のPHOTOS 。作品は長さ6m50cmの自然木と特殊繊維で作った赤い羽根を三枚、ブル僧院の大回廊に設置するためのもの。赤い羽根は、セラファン(英語圏ではセラフと呼ばれる)という最上位の天使の羽が赤いことにインスピレーションを受けたもので、3対の羽根を持ち、一対は飛ぶため、もう一対は常に体を隠し、最後の一対は顔を隠すという不思議な天使だ。 展覧会は「私の夢の向こう」という題名で50名以上の作家が参加する。なかでも大きな作品は私の作品を含めて3品程度。ブールカンブレス市、ブル美術館(Musée de Brou)は国立歴史建造物センターの中心的な存在でもあり、展覧会は来年2月まで開催される予定だ。ちなみに作品「火の天使」と題した赤い羽根の設置は来週である。(S.H.)      
Red Trees & One Hectar Per Second

Red Trees & One Hectar Per Second

更新:2013年9月8日:展覧会延長、9月29日まで:[ポーランド、クラクフ、二人展『Common Earth』から、作品 Red TreesとOne Hectar per Second 平川滋子]:   展覧会『Common Earth』- Environmental Art 平川滋子 Shigeko Hirakawa、エリザベス・ベラ  Elisabeth Wela 二人展 2013年7月30日から9月29日まで Museum of Japanese Art and Technology manggha ul. M. Konopnickiej 26  30-302 Krakow, Poland Tel: 012 267 2703 & 012 267 3753 www.manggha.krakow.pl
Mandala oublié 忘れられた曼荼羅・その3 

Mandala oublié 忘れられた曼荼羅・その3 

更新:2013年6月24日: Time Lapse :
PHOTOS 金津創作の森で

PHOTOS 金津創作の森で

今日のPHOTOS: 2011年10月-12月、平川滋子個展 「空気が危ない? 光合成の森」作品一部 Photography: Shigeko Hirakawa              
VIDEO Photochromic Reaction

VIDEO Photochromic Reaction

フォトクロミック・リアクション 太陽光線による円盤の色の反応を見せるビデオ。直射日光が太陽で覆われたときの微妙な変化。 Photochromic dye reaction under the sun : Shigeko Hirakawa Copytight : S.H.