フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "G7"

トランプ初のG7参加と気候変動

アメリカと気候変動 2015年暮のCOP21で、195カ国が賛同して成立した環境問題への取り組みであるパリ協定。今月29日のイタリアでのG7は、7カ国のうちアメリカ、イタリア、フランス、イギリスが新首脳を迎え、改めてパリ協定賛同の確認が行われたが、同意6対保留1で協定実行が足踏み状態に入ったとみられる。 同意の意思を示さなかったのはアメリカのトランプ大統領で、大統領選キャンペーン中から気候変動は嘘であると主張し、アメリカ市民の税金をNATOなどに使わず国内の雇用増大のために石炭採掘を拡大させる、などの公約をしてきたために、トランプ当選直後からパリ協定からのアメリカの脱退が懸念されていた。米大統領は、「パリ協定に対する態度は数日中に決める。Make America Great Again!」とツィートしており、「アメリカはそれでも我々の友達」というイギリスのメイ首相と、「予想していたより希望が持てる」と評価したフランスのマクロン新大統領を横目に、ドイツのメルケル首相は、「私たちがお互いを頼る時代は終わった、というのがこの数日の経験だ」と合意成立の失敗に大いに不満の意を表した。
雪崩

雪崩

L’Obs、「バイバイ、オバマ、カメロン、オランド、レンジ」 フランスの左派の大手週刊誌L’Obsが、12月上旬に上のような写真を公表した。昨年6月のG7時に撮影されたものをトリミングしたというタイムリーな画像は何をか言わんや。G7のうちG4が退陣する2016年年末の大きな転換は、不透明な近未来の危うさを示している。
D-Day、6月6日、ノルマンディー上陸70周年

D-Day、6月6日、ノルマンディー上陸70周年

D-Day (仏語:Jour-J)とは、1944年6月6日、ドイツ占領下のフランスを解放するために連合軍によって行われたノルマンディー上陸作戦の日。今年はちょうど70周年にあたり、G7でブラッセルに集まっていた首脳を含め、ロシアのプーチン大統領、イギリスのエリザベス二世女王など各国重要人物がウィストレアムに集う大きな行事となる。ノルマンディーの海岸一帯の150の市町村が厳重警戒下におかれて通行止め。すでに5日から400のイベントが始まった。 フランステレビインフォ、D-Dayスペシャル(FranceTVinfoページへ)