ノール・パ・ド・カレ地域文化振興局(DRAC)企画、アーティストインレジデンス、「La résidence-mission」(レジデンス使命) ・プログラム・テーマ A.R.T. : 「Artiste rencontre territoire (A.R.T.) 芸術家が地域と出会う」 現代芸術のあらゆる表現形式において、地域の問題(歴史、アイデンティテイ、土地の歴史遺産など)やランドスケープ(地形、人間、都市問題など)を通して仕事をするアーティストを募集。 ・La résidence-mission」(レジデンス使命): ペイ・ド・コンデ(Pays de Condé)の地方立自然公園スカルプ・エスコー(le parc naturel régional Scarpe – Escaut ベルギー国境)で、「レジデンス・ミッション(レジデンス使命)」を行うにあたり、アーティストは4カ月まるまるこの地域で人々と密接に生活して、すでに出来上がった作品についての創作コンセプトを明らかにしていき、人々の理解と地域の文化的視野を深めるよう努力する。したがって、レジデンスは作品の制作をするものではなく、作品作りに不可欠な、思索、試作、そして実現という芸術創造のプロセスを住民に理解させることが使命となる。 この間、芸術行為の進展について地域の文化関係25団体と接触することが決められている。 ・地域の自然や住民とかかわるに際し、地域の産物、歴史的特質、自然環境、水の問題、エネルギー問題その他都市環境問題へのアプローチも望ましく、現地の教育者、芸術家との接触を契機に、教育、ツーリズム、社会的また文化的環境にかんする積極的な視野が必要になる。 ・DRACと地方立自然公園スカルプ・エスコーの援助金: 総額12000ユーロ(すべて込み)。…