フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "現代アート"
Review 個展2001「追われる水」

Review 個展2001「追われる水」

2001年9月から11月まで、フランス、マラコフ市立メゾン・デ・ザール現代アートセンター企画コミッション、平川滋子個展「追われる水」の作品写真集 水(自然の中の水と人間活動の原初的な接点をほぐす)をテーマにした展覧会。フリュオレセインを水道局で発見した1992年から9年後。水をコントロールするために作られた人工染料をめぐって、インスタレーションを展開した。 Exposition personnelle “eau suivie”, Maison des arts, art contemporain, de Malakoff, France
パレ・ド・トーキョー、展覧会ニュース

パレ・ド・トーキョー、展覧会ニュース

5月13日までの展覧会 パレ・ド・トーキョー4月のニューズレターから http://www.palaisdetokyo.com/fr/liste/en-ce-moment
財団の現代アートスペース、増加傾向

財団の現代アートスペース、増加傾向

フランスの企業財団によるアート・スペース
TRAM イル・ド・フランスの展覧会アジャンダ・6月

TRAM イル・ド・フランスの展覧会アジャンダ・6月

TRAM 6月のニューズレターから イル・ド・フランス現代アート・ネットワーク
ニューサイト紹介

ニューサイト紹介

新サイト、http://shigeko-hirakawa.net のご紹介です。 新形式のワードプレスで出力しているこのサイトには、作品の画像が多数並んでいますが、それぞれ画像をクリックするとページを開くことができます。   ・このサイトはフランス語が基準ですが、ホーム・ページの左下にある「Langues(言語)」をクリックしてJapanese(あるいは他の言語)を選ぶと日本語(その言語)の自動翻訳が機能します。(自動翻訳は、正しい日本語で表記されるとは限りませんのでご了承ください。)
Review Artworks - Winged Trees

Review Artworks – Winged Trees

羽根を持つ木 2006年にベルギーのリエージュで始めた「羽根を持つ木」はその後、2009年にノワイヨンのレジデンスとドルドーニュで制作。2013年に赤い羽根の「火の天使」をブル僧院美術館で、そしてショザルで「青い飛翔」へと展開した。    
TRAM イル・ド・フランスの現代アート展情報

TRAM イル・ド・フランスの現代アート展情報

2017年1月から3月にかけての展覧会 情報サイトTRAMはこちら・・http://tram-idf.fr (イル・ド・フランス、現代アートセンターネットワーク一望) ・Chantal Akerman 「Maniac Shadows」シャンタル・アケルマン・・・CENTRE D’ART CONTEMPORAIN DE LA FERME DU BUISSON フェルム・ド・ビュイソン現代アートセンター ・HERstory des archives à l’heure des postféminismes ポストフェミニズムの時間・・・MAISON DES ARTS, CENTRE D’ART CONTEMPORAIN DE MALAKOFF マラコフ市メゾン・デ・ザール現代アートセンター
瞑想の図面、忘れられた曼陀羅

瞑想の図面、忘れられた曼陀羅

図面は、作品「忘れられた曼陀羅」のためにデッサンをもとに二ヶ月ほどかけてフォトショップCS4で引いたものだ。部分を分解して作成した図面は32枚にのぼった。 セーヌ・マリテイーム県の木工部はこれを解析して材料を発注し、ほとんど図面と5mmの誤差もなく、全長34メートルあまりのインスタレーションを作り上げた。図面引きは11月から12月にかけて。作品制作は現場のジュミエージュ修道院跡で2013年1月の寒い最中から4月までかけた。 平川滋子            
ケブランリー美術館からパレ・ド・トーキョーへ

ケブランリー美術館からパレ・ド・トーキョーへ

ケブランリー美術館 パリ郊外線RERC線のポン・ド・ラルマ駅。エッフェル塔に抱き込まれるように建てられた細長いケブランリー美術館で現在、開館10周年記念展が行われている。 フランスの脱植民地化への時代の流れとともに、西欧やフランスからは植民地の民芸として紹介されてきた第三世界の作品たちが西欧諸国の芸術と同列に肩を並べるよう、芸術の平等への思い入れを込めて創られたケブランリー美術館創設への動きが、ジャック・シラク元大統領の足跡とともに時系列で示されている。  ケブランリー美術館10年展、展示パネルの一つから「2002年」 「ヒューマニズムとしての芸術文化、
カランボラージュ展とレヴィ・ストロース

カランボラージュ展とレヴィ・ストロース

カランボラージュ展 Carambolages 2016年7月4日まで、グランパレで。 ジャン=ユーベール・マルタンの企画による展覧会「Carambolages」展が現在グランパレ国立ギャラリーで開催されている。「ゲームのルールは、自分の目だけに頼って展覧会を見ること」という企画者の但し書きから始まる展覧会は、紀元前エトルリア彫刻からヴィム・デルヴォワなどの現代アートまで185点を集めたものだ。 ほかの通常の展覧会が見せるような、時系列的な並べ方やメッセージ性、意味や物語をつくりあげる図像学、あるいは地域や異文化などのカテゴリーでくくるといったスタンダードな美術展のありように背を向け、旧来の知識や批評から離れて、ここでは目で受け止めるものを確認しょうではないか…
今年も展示続行の作品、10月上旬まで開催

今年も展示続行の作品、10月上旬まで開催

今年も数点の私の作品がジュミエージュとフィニステールのトレバレーズで観覧できます。 以下の二箇所は、年中オープンで10月上旬まで。
フェリセ・ヴァリーニ展、トレヴァレーズ

フェリセ・ヴァリーニ展、トレヴァレーズ

Felice Varini「ジグザグ」展、トレヴァレーズで開催 2015年5月9日から10月11日まで、フランス、フィニステール県、トレヴァレーズで開催 シュマン・デュ・パトリモワンヌ・アン・フィニステール(Chemins du patrimoine en Finistère) 主催、「アーティストの眼(Regard d’artiste)」は今年フェリセ・ヴァリーニ。銀色のジグザグがトレヴァレーズ城を覆う。   フェリセ・ヴァリーニは現在ヴィレットでも個展の最中。 [インフォメーション] http://www.cdp29.fr/fr/agenda/view/236/felice-varini/ EPCC Chemins du patrimoine en Finistère – Domaine de Trévarez 29520 Saint-Goazec Téléphone : 02 98 26 82 79 E-mail : domaine.trevarez@cdp29.fr ヴィレット(Villette)の作品はこちら  
今日のPHOTO

今日のPHOTO

今日のPHOTO ―2014年12月のパリ Photography by Shigeko Hirakawa 久々に電車に乗ってパリへ。チュイルリー公園で湿っぽい雨の合間の青空をみた。12月中旬の中途半端な時期も、旅行者がぞろぞろと群れを成してルーブルを囲んでいる。 クロード・レヴェックの赤い稲妻のような作品は、周辺の建物のストラクチャが強すぎて、一段と繊細に見える。ネオン作品は夜だといいのだろう。  
プロジェクト「ウォーター・フットプリント」

プロジェクト「ウォーター・フットプリント」

[プロジェクト「ウォーター・フットプリント」] 構想は2012年。実現は2014年4月、フランス、フィニステール県トレヴァレーズ領での企画展「アーティストの視線」。 展覧会「Regard d’artiste」: トレヴァレーズ領の企画展覧会(アーティスト二人の作品プロフィール): - Shigeko Hirakawa : Water Footprint Project - François Méchain : Perspectives Domaine de Trévarez, Saint Goazec, France 会期:2014年4月12日から10月13日まで、毎日開館。 企画:フィニステール県、EPCC Chemins du patrimoine en Finistère サイト:http://www.cdp29.fr/fr/agenda/view/151/shigeko-hirakawa/  Trévarez: トレヴァレーズ領、便利インフォメーション    平川滋子、プロジェクト「ウォーターフットプリント」の内容と展示作品: インスタレーション「ウォーター・フットプリント」(55トンの水の上を歩く) パフォーマンス「水を追いかける」(1800トンの水を染めて放水) インスタレーション「オー・アン・ブル」 パフォーマンス「水を追いかける」の実施日: ・Festival of Rhododendron, 5月10,11日 ・Rendezvous in the Gardens, 5月31日、6月1日 ・ヨーロッパ遺産の日,9月20、 21日 インスタレーション「ウォーター・フットプリント」(55トンの水の上を歩く)Photo:S.H.   「ウォーター・フットプリント」とは? おおまかにいうと家庭や農業、産業その他で利用されて消費され人間や地域に必要な水の総量のことをさす。