フランスから―環境とアートのブログ

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ソフィー・カル展

ソフィー・カル展

ソフィー・カル & その招待アーティスト、セレナ・キャロンヌ SOPHIE CALLE ET SON INVITÉE SERENA CARONE 「Beau doublé, Monsieur le marquis !」 2017年10月10日から2018年2月11日 パリ、狩猟・自然博物館 *** 2年前に亡くなった父親の話から始まるソフィー・カルの作品群は、展覧会の入り口からあっというまに見る者の心情を重ねてしまう特別な引力を持っているようだ。 「ボブ・カル。私の発表を最初から見守ってくれた人…」。「ボブが死んだ。まだ信じられない。携帯電話にはまだボブの電話番号が残っていて、見ているうちに通話ボタンに触ってしまった。すぐに切ったのだが、ボブから折り返しSMSが来た。” C qui (誰) ?”」
パリ、狩猟自然博物館

パリ、狩猟自然博物館

パリ、狩猟自然博物館 「Bêtes Off」展 - 2011年ヴァンセンヌ城、およびパリのコンスィエルジュリーで開催されたBêtes Off展の延長線上の展覧会が、主催者の懐ともいうべきパリの自然狩猟博物館できのうオープンした。狩猟自然博物館(Musée de la Chasse et de la Nature)は「狩猟自然の家財団」(la Maison de la Chasse et de la Nature)が経営するもので、生きていくための根源的な行為「狩り」をテーマに原始時代の「やじり」や動物をかたどった青銅彫刻から絵画、猟銃や剥製を含め、今日に至るまでの「狩猟」にまつわる芸術を収集している。昨年から開催されている「Bêtes Off」展は、現代の作家を集めた展覧会で、パリのマレー地区に位置する狩猟自然博物館は一階を白い現代アートの展示室で構成し、さらに2階3階の常設コレクションのなかにさりげなく現代アートを吸収させ、太古の昔から現代に至る狩猟と狩猟の周辺の芸術をコンパクトな一つの流れとして見せてくれる。はたして過去のアートと現代アートの区別がつけられるだろうか? …
Bêtes off

Bêtes off

Bêtes off ベット・オフ展 動物を主題にした現代アート展、パリ http://www.monuments-nationaux.fr/fr/actualites/a-la-une/bdd/actu/761/betes-off// 2011年11月17日から2012年3月11日まで。コンスィエルジュリーで始まる。 コミッショナー: クロード・ダントネーズ(Claude d’Anthenaise)パリ狩猟自然博物館館長 動物をテーマにした現代アートを、パリ狩猟自然博物館が企画。パリの中心にあるコンスィエルジュリーが展覧会場として選ばれている。2011年夏はバンセンヌで、また2012年春以降も、関連の現代アート企画が博物館で開催予定。 アーティスト: (par ordre alphabétique) : Greta Alfaro, Art Orienté objet (Marion Laval Jeantet et Benoît Mangin), Renaud Auguste-Dormeuil,  Guillaume Baychelier,  Vincent Beaurin, Ghyslain Bertholon, Louise Bourgeois, Céleste Boursier-Mougenot, Berlinde de Bruyckere, Sheila Concari, Johan Creten, Nicolas Darrot, Agathe David, Guillaume Dégé, Anne Deleporte, Mark Dion, Goliath Dyèvre, Julie...