フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "災害"
カリフォルニアの大火災は気候変動のせい ⁈

カリフォルニアの大火災は気候変動のせい ⁈

カリフォルニアの歴史的三大火災のうちの一つがこの火災と言われる大火災が発生し、今もなお、アメリカ西海岸のワシントン州、オレゴン州、アイダホ州をまたがり、11の州で燃え続けている。カリフォルニア州知事は、「火災が年々激しくなっているのは気候変動のせい。まさに、この火災は気候変動そのものなんですよ」と述べた。果たして気候変動はカリフォルニアにどのように影響を与えているのだろうか。
気候変動、「緊急事態」

気候変動、「緊急事態」

気候変動による地球激変は緊急事態 2018年11月23日、アメリカ全土の気候変動調査に携わる13の施設が総計1656頁に上る報告書『国立気候アセスメント』を発表した。それによると、「人間活動が原因の気候変動の証拠は目に余るほどで、これからもひどくなり続ける」という。国民全体に影響が及ぶ「緊急事態」宣言だ。 (アメリカ政府発表という名の下であるが、この報告書は4年に一度取りまとめられる全国レベルの報告書で、トランプ政権の関与なく発表されたもの)

3.11、震災から7年

【ビデオ no.1】 7年後の今日に至る福島第一原発事故の側面。関連死を含め2万2千人以上が犠牲になった2011年の東北大震災と津波、そして福島第一原発事故。未だに実質数7万人が帰郷困難であるという。7年経っても遠い廃炉。汚染水。

トランプ政府、ミシェル・オバマの国際女子教育プログラムを握りつぶす

CNNは5月2日付で、現政権が、元ファーストレディのミシェル・オバマが設立させた発展途上国の女子教育のための援助プログラム‘Let Girls Learn’を終わらせる模様だ、と発表した。 女性の社会への積極参画は「教育から」。なのに・・・ ミシェル・オバマ氏は2015年、「個人、コミュニティそして制度レベルで女子の価値観を変えることを目的に、「Let Girls Learn(少女を学ばせる)」プログラムを設立した。その公式サイトには、発展途上国の女子の私的公的環境を教育に適したものに変え、人生を自ら決定し社会へ貢献のできる女性を養育することを目的とする、と叙述されている。

気候学

62カ国220人の気候学者が、3年の研究成果を発表 - 20世紀は数十億ユーロであった洪水や旱魃などの天災による被害は、2010年は1480億ユーロにのぼった。また2010年のCO2の放出量は史上最悪といわれる。気候の変化に関し、62カ国の220人の気候学者たちの粋を集めた3年間に渡る研究結果によると、これまで北半球に20年周期で到来した熱波は、2050年には5年周期となり21世紀の終わりには2年周期となって格段に頻度が増す。また中央アフリカ、中米、地中海地域で旱魃や大型サイクロンの発生がより激しくなるという。(2011年11月21日、フランス2TV)

フランス2TV特番「原子力、すべてを変える災害」

France 2 TV企画 COMPLEMENT D’ENQUETE ” Nucléaire – la catastrophe qui change tout” (ビデオ)、フランス2TV番組、《コンプレマン・ダンケート、「原子力、すべてを変える災害」》、長さ1時間55分、2011年4月18日放送。ビデオ掲載(下) 注記: フランス2テレビ企画、《コンプレマン・ダンケート(「調査の補完」の意)》は、社会問題、政治問題、事件などの深奥を調査し公表することを目的に制作されているフランスのテレビ・ルポルタージュで、敏腕ジャーナリストとして知られるBenoit Duquesne(ブノワ・デュケンヌ)が現場の責任者のインタビューや取材映像をまとめ、問題の中心に迫る司会をする。90分番組。カナダのケベック(フランス語圏)でも再放送される。特番「原子力、すべてを変える災害」は1時間55分といつもより長く、フランス国民の関心の高さを繁栄。ちなみに、原発問題に関するこの番組は、現在フランス2TV のビデオの再生回数でトップにランクされている。…

ランド県、暴風雨クラウスの傷跡

海岸松の大被害、その影響 2009年1月24日に暴風雨「クラウス」がフランス南部の大西洋側を襲った。南西部のランド県はヨーロッパ一の大きさを誇る海岸松の植林による林業が大きな産業として知られている。この日、時速180kmの大風を吹かせた暴風雨クラウスは25万ヘクタールの森林地帯に被害を出し、なかでも海岸松に大きな打撃を与えた。一日で破壊された海岸松は約4000万立方メートルにもおよび、この数字はランド県が産出する松材の5年分にあたるという。暴風雨から2年経つ2011年の今も、森林の復活は遅々として進まず、公共用地に関する植林のための150万ユーロの援助金が予定されているだけで、災害を受けた私有地については何ら見込まれておらず破産状態の林業農家が少なくない。(TF1 TV) ランド県は、湿地帯で人間も住めず栽培もできなかった土地に、ポンプのように地中の水を吸い上げる海岸松を植えることで、地表を乾かし、人を住まわせ、野菜栽培を始め、また松のおかげでフランス最大の林業が発達させることができたという逸話のとおり、150年来、海岸松の恩恵を受けて人間の生活を成り立たせてきた土地である。ランド県の松の大災害は、林業に携わる3万4千人の人々の経済のみならず、土地のエコシステムへ大きく影響をしはじめる危険性を孕んでいるのだ。(S.H.) Tempête Klaus résumé en images chocs [news] Tf1 260109 Vidéo LePost sélectionnée dans Actualité