フランスから―環境とアートのブログ

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アクチュアリティ・Le Zap

[8月第一週のウィークエンド、ヴァカンスで全国994kmの渋滞] 今日明日のウィークエンドはヴァカンスで都市を出る人たちのピークを迎える。フランス各地はジュルネ・ノワール(交通渋滞が最悪の日)。高速道路や地域の幹線道路には多くの警察が繰り出した。 [以下、フランスTV今週のニュースからZapping] ・6月の新たな失業者数、9800人。フランスは失業者数総計338万人強の最悪の記録を更新。職業安定所での係員を殴るなどの暴力沙汰が8442件発生、昨年より13%も増えている。 ・環境省新たな計画書を発表。CO2削減へ向けての新しい開発をすすめ、再生エネルギーを2030年を目処に現在の二倍に増加、また廃棄物やゴミを2025年を目処に二分の一にするなど。原子力発電に関しては「これ以上の発電力は必要としない」とするだけで言及せず。

アクチュアリティ・数字

数字: フランス人の平均給料は、1605ユーロ(17万円程度)。給料の偏差は職種以外に男女間にもあり、女性の賃金は男性より24%低い。男性に比べ女性のほうが正式社員として働く率が低く、臨時雇いやパートが多いことが理由のひとつにあげられる。 物価高。昨年比で、食料品が4.4%値上げ。肉類、飲料水などに値上げが目立つ。飲料水の値上げは昨年国民議会を通過した清涼飲料水への新しい消費関税がこの1月履行されたことによるもの。ガソリン代高騰。一日中車を利用するタクシー業者や自動車教習所などの教習費への跳ね返りが大きい。…

アクチュアリティ

グランド・バカンス - 7月最後の週末は、大勢のフランス人が夏季休暇の大移動をするため、一年のうちもっとも交通機関が混雑する。一年に一ヶ月間の有給休暇制(義務制度)が発足してから今日まで、恒例となった夏季休暇の大移動がもたらす混雑は、きょう30日金曜の夜からはじまり、ちなみに、首都圏近辺は300kmの渋滞。車で出かける人は5百万人、飛行機は90万人、列車は160万人という数字が出ている。夏季休暇中のとくに8月は、大企業を除いて全国であちこちかなりの業務が停滞する。夏季休業をしない企業は、6月末から9月にかけて交代制で社員に休みを取らせ、常時業務を遂行するよう配慮している。一時期、休みを取る人間の交代制が進んで、一ヶ月まるまる休まず小刻みに休んで仕事をするという人が増え、8月中の支障を避ける向きがあり、これで比較的ほかの国と足並みをあわせられるようになったかと思いきや、最近は、「仕事の相手が休暇中なので、8月は仕事にならないからうちも休む」というところが増えはじめ、昔に戻る気配だ。多くの中小企業は、きょうから8月30日まで丸一ヶ月の休業となる。今週末は、7月すでにバカンスに出て帰ってくる人とこれからバカンスに出る人とで、道路は上り下りともにそうとうの渋滞が予想され、朝10時から夕方3時のあいだの車の走行を回避するよう呼びかけている。ちなみにグランド・バカンスのあいだ旅行に出るフランス人は、2人に1人という割合。