フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "核の今へ"
ドキュメンタリー:原子力、神話の終焉

ドキュメンタリー:原子力、神話の終焉

 13チャンネル、ピュブリック・セナ、原子力政策の終わりを明らかに 原子力ドキュメンタリー『原子力、神話の終焉– Nucléaire, la fin d´un mythe』が、9月22日と29日に政治専門のテレビ局ピュブリック・セナで全国放送された。やがてフランスでは、寿命40年を迎える原子炉が34基に上る。原発が延命されるにせよ廃炉にされるにせよ、これからかかる膨大な費用と崩壊していく「安全」を前に、国やフランス電気会社EDFの足踏みがいかに危険を助長するか、54分のドキュメンタリーが浮き彫りにする。
「核は死んだ」、過去のものになる原子力エネルギー

「核は死んだ」、過去のものになる原子力エネルギー

市場法則から脱落する原子エネルギーと核にすがるフランス 11 septembre 2018 à 17:12(ラ・リベラシオン電子版から)         2018年原子力産業の状況報告書によると、核は推進力を失ったという。大半の国が再生可能エネルギーへの投資を好んでいるが、フランスは例外だ。      下落する一方の「核」
福島第一原発、プロモーション・ビデオの時代と今

福島第一原発、プロモーション・ビデオの時代と今

二つのビデオ 福島第一原発とそのプロモーションを映像にした1991年東京電力製作ビデオと、2017年3月、事故から6年後の廃炉へ向けての困難を報道するテレ朝の特集ビデオ日本を見比べることにした。 1991年製作ビデオには、原子炉の構造がよく説明されているので今見ても大変参考になるのだが、一つのエラーが言葉で封印されていることに気づかないわけにはいかない…。
事故以来、海に流れ出ている放射能、毎日20億ベクレル

事故以来、海に流れ出ている放射能、毎日20億ベクレル

2018年5月10日の東京電力の定例会見で、福島第一原子力発電所からセシウム137が毎日20億ベクレル海に流出している問題について今後の方針を問われた東電は「現状のやり方で放置する」と回答した 2011年3月の事故をきっかけに太平洋への大量放射能流出が始まり、2018年5月現在、毎日推定300トンの汚染水が太平洋に流出し続けている。放射能の量は推定セシウム137のみで「毎日20億ベクレル」という。