フランスから―環境とアートのブログ

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芸術と神経医学、ジグムント・フロイド展

芸術と神経医学、ジグムント・フロイド展

今年創設20周年を迎えたパリのユダヤ芸術歴史博物館で、ジグムント・フロイド展が行われている。社会学から神経医学、そうして精神分析へ。アンドレ・ブルトンやルネ・マグリットなどシュールレアリズムへの強い影響が伝わる。ミケランジェロのモーゼ(石膏のレプリカ)とアメリカ近代絵画を拓いたマーク・ロスコで終わる展覧会のセノグラフィーはフロイドとフロイドの時代を芸術運動を背景に描き出して豊かだ。

インスティテュート

美術館: -Cy Twombly au Louvre – ルーブル美術館にサイ・トゥオンブリーの天井画。2010年3月25日から一般公開。 スュリー翼ブロンズの部屋の大天井画は、数年前に設けられたルーブル美術館の現代美術部門がコミッションし、 Janet Wolfson de Botton 財団とGagosian Galleryの協力で実現した。 ルーブル美術館内では、現代アートのイベントが活発に行われており、テンポラリーな展覧会では、リチャード・セラ、ヤン・ファーブル、ジョゼフ・コスース、Contrepoint展。また毎年アートフェア、フィアックをクール・カレに受け入れ、恒久的な作品では、ルーブルの建物を作品の設置にあわせてすこしずつ改造しつつ、すでにアンゼルム・キーファー、フランソワ・モルレの作品が収蔵されており、サイ・トゥオンブリーは三人目になる。 古いものと新しいものの共存、あるいは新しいものは古いものの延長線上にあって空間を共有するという、そんな思想の実現だろう。 http://www.louvre.fr/llv/commun/home.jsp -Centre Pompidou-Metz サントル・ポンピドゥー・メス、20世紀の傑作を結集して、2010年5月12日開館。5月16日特別開館明け方1時まで。 建築家:Shigeru Ban (Tokyo), Jean de Gastines (Paris) et Philip Gumuchdjian (Londres) パリ、ポンピドー・センター国立近代美術館の「地方分権化」。国立近代美術館の地方敷衍ははじめて。 住所:1, parvis des Droits de l’Homme, CS 90490 F-57020 Metz Cedex 1 ロレーヌ地方モーゼル県メス市 TEL: +33(0) 3 87 15 39 39 www.centrepompidou-metz.fr