フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "個展"
作品 ショートビデオ 水ー地下

作品 ショートビデオ 水ー地下

水ー地下 個展「追われる水」の中のインスタレーションの一つ。水の多様なコンセプトを作品にした。2001年、フランス、マラコフ市メゾンデザール現代アートセンター企画。
初期作品2、1984-1985

初期作品2、1984-1985

1983年7月、フランスに渡る。プログラムされていたボルドーの語学研修が終わる9月中旬にパリへ上った。パリの南に位置する大学都市の日本館に居住し屋根裏の小さなアトリエを借りて主にここで制作した。日本館の委員会がまもなく個展を企画し、1984年3月、彼の地で制作した作品を発表。これがフランスで最初の個展となる。以後、制作は飛躍的に展開していき、1984年秋からパリ国際芸術都市へ居を移した。
初期作品・平川滋子

初期作品・平川滋子

活動開始時期の作品 芸術活動を開始したのは1980年のことである。
Review 個展2001「追われる水」

Review 個展2001「追われる水」

2001年9月から11月まで、フランス、マラコフ市立メゾン・デ・ザール現代アートセンター企画コミッション、平川滋子個展「追われる水」の作品写真集 水(自然の中の水と人間活動の原初的な接点をほぐす)をテーマにした展覧会。フリュオレセインを水道局で発見した1992年から9年後。水をコントロールするために作られた人工染料をめぐって、インスタレーションを展開した。 Exposition personnelle “eau suivie”, Maison des arts, art contemporain, de Malakoff, France
今日のPHOTO

今日のPHOTO

今日のPHOTO Photography by Shigeko Hirakawa ブルターニュの展覧会(トレヴァレーズ領の二人展)オープンの翌日、海岸線にたどり着いて撮影した海辺の花と夕焼け。    
ビデオ集・その1<光合成の森>

ビデオ集・その1<光合成の森>

<空気が危ない? 光合成の森>、2011年秋、金津創作の森企画個展のビデオ回顧録です。 福井県あわら市金津創作の森の敷地の自然の変化とともに生きた作品の様子。
Marie Denis マリー・ドニ

Marie Denis マリー・ドニ

フランスのアーティスト紹介、Marie Denis マリー・ドニ
Art at Versailles、2009年から2012年企画をビデオ紹介

Art at Versailles、2009年から2012年企画をビデオ紹介

ヴェルサイユ宮殿を舞台に2008年のジェフクーンズを皮切りに毎年行われている現代アートの記録ヴィデオ。2009年から2012年現在開催中の展覧会とアーティストのインタビューをプレイリストで。 プレイリスト・リンク:Vernissage TV (ビデオ4本) 2012年 Joana Vasconcelos 2010年 村上隆

フランスの美術教育にかかわった経験 (その1)

フランスの美術教育にかかわった経験 -その1 (日本美術家連盟、連盟ニュース2012年7月号掲載) フランスでの作家活動は今年で28年になる。教育関係では、高等教育の美術専攻の学生の5年制卒業試験官(D.N.S.E.P.)や特別講義などに招聘されることはあったが、大学より年少の子供たちを相手に、教室に自分の仕事を教材として持ち込んで実際に美術教育を行う機会が訪れるのは、実に2008年以降のごく最近のことである。フランスの小中高校の美術教育もしたがってこのころからようやく身近で見ることができるようになった。この稿では、学校で行われる美術教育の内容に言及するまえに、まず作家活動をする私がこうした教育の現場へ徐々に引き出されていった経緯からはなしをはじめようと思う。芸術家と教育者の出会いの中に、日本の状況とは異なるより豊富な情報が含まれていると思うからである。…
人間の虹

人間の虹

Human Rainbow/ Arc-en-ciel de l’humanité/ 人間の虹、アントニー市メゾン・デ・ザール・アート・センター 高さ12m、直径2.7m、特殊繊維200平米。Video copyright: S.H. 虹はひとつの気象現象で、空気中に水が浮遊し太陽光線がいい角度にかかったときに出現して目に見える。この現象は、その大きさと美しさ、また不思議さのために、太古の昔から民族によって、また見る人によって、実にさまざまな解釈がなされてきた。アントニー市の虹は、したがって私固有の「解釈」をかたちにしたものなのである。 バイブルの黎明期の虹は、「神が人間に対して契約を行った徴」に出現したものだといわれている。神のいう契約には、地球のあらゆる生物の命を自由にする権利も人間に譲りわたすという意味があるという。自由を与えらたこのとき以来、人間は地上のものを濫用し、多くのものを絶滅に追い込んだ。危機に瀕する地球のために、バイブルの黎明期の文章をそのまま利用し、こんどは「人間が地球に対して新たな契約を結ぶ徴」として虹を出現させようという提案をアントニー市に提出した。今まで濫用してきた自由を返上し、地球を主体に考え直しましょう、というわけだ。 私の解釈によるアントニーの虹は、水の中から立ち上がり、一番下の緑色は地球の緑を象徴。一番上の青は空の色を象徴して、地球から空に向けてプリズムの色を変化させていく、地上と天を結ぶ虹となっている。(S.H.) もう一つの解釈: インスタレーションの作業を手伝った企業の黒人の一人が、あらゆる色(人種の・・・)を一つに統一する虹をみて、「これは私たちの虹」と発言。 アントニーに住む老婦人は、「そうよ!神様が自分の過ちを認めなきゃいけないわよね、自分が間違ってたって・・・」。 平川滋子個展、2010年12月15日まで。 Maison des Arts d’Antony Parc Bourdeau 20, rue Velpeau 92160 Antony FRANCE Information: +33(0)1 40 96 31 50 Web site of the City

人間の虹-展覧会

フランス、オー・ドー・セーヌ県アントニー市企画、平川滋子《人間の虹》展(野外展) メゾン・デー・ザール・アート・センター 2010年10月12日から12月15日まで。新作コンセプト紹介パンフレット提供。 2010年10月12日、18時30分からオープニング。 作品《人間の虹》: 高さ12m、直径2.7m。特殊繊維200平米。