フランスから―環境とアートのブログ

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ヨーロッパ文化遺産の日、今日明日

2013年9月14日、15日、9月の第三ウィークエンドは、ヨーロッパ文化遺産の日:Journées européennes du patrimoine。 フランスでは約3万の文化遺産が一般公開される。今年はフランスが1913年12月31日に制定した文化財保護法成立100年目。またフランスが、「文化遺産の日」と銘打って、日ごろ一般公開していない文化の地を公開することを決めて、今年30年目を迎える記念の年となっている。文化遺産の日がヨーロッパ議会に取り上げられてあっという間にヨーロッパ中の国が賛同し、自分らも文化遺産の公開を始めて今日に至っている。 ヨーロッパ文化遺産の日に賛同し参加する国は50カ国。各国テーマを持ち、それぞれ文化遺産を一般に公開しているが、例えばドイツは、国の「負の遺産」である戦争のときの強制収容所等も今後の教育のために文化遺産として公開することを決めた。遺産の概念を広げる意味を持つものとなっている。またスイスではエネルギーを象徴する「火、光」などがテーマ。ハンガリーは近未来、管理が厳しくなる「水」をテーマに問題を投げかける。(以下、フランス文化省へリンク)

ヨーロッパ文化遺産の日、今年は9月15、16日

2012年の文化遺産の日のテーマは「隠れた文化遺産」: 9月の第三週のウィークエンド(15日、16日)は、ヨーロッパ文化遺産の日。フランス、ベルギー、リュクサンブール、オランダなど総勢49カ国の各地の文化遺産が一般公開される。 もともとは1983年、フランス文化大臣ジャック・ラングが、フランス国内の文化遺産を開放して一般参観のできる日を設けたのが始まりで、大盛会を博したフランスの文化遺産開放の評判はあっというまにヨーロッパ各地へ伝染し、すでに1985年には近隣のヨーロッパ諸国が開催するほどになった。これに裏付けられて、ジャック・ラングは1991年、ヨーロッパレベルでの開催を正式提案。これによって、欧州議会で、ヨーロッパ文化遺産の日/ Journées Européennes du Patrimoine が認証されたもの。…

ヨーロッパ文化遺産の日

第28回ヨーロッパ文化遺産の日、2011年9月17日、18日のウィークエンド - 恒例のヨーロッパ遺産の日はこのウィークエンドが第28回目。毎年国民に大人気のこの日、フランスの15000の文化、歴史、政治、産業の要地が一般公開される。人気の大統領のオフィスであるエリゼ宮、アンドレ・マルローが仕事をした文化省、国会はもちろんのこと、社会党書記長のオフィスその他歴史的な政治の現場も公開。前回の開催では、1200万人の参観者を動員した。 フランス文化省のサイト: http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/

ヨーロッパ文化遺産の日

9月の第三週のウィークエンド(18日、19日)は、ヨーロッパ文化遺産の日で、フランス、ベルギー、リュクサンブール、オランダなど総勢49カ国の各地の文化遺産が一般公開される。 もともとは1983年、フランス文化大臣ジャック・ラングが、フランス国内の文化遺産を開放して一般参観のできる日を設けたのが始まりで、大盛会を博したフランスの文化遺産開放の評判はあっというまにヨーロッパ各地へ伝染し、すでに1985年には近隣のヨーロッパ諸国が開催するほどになった。これに裏付けられて、ジャック・ラングは1991年、ヨーロッパレベルでの開催を正式提案。これによって、欧州議会で、ヨーロッパ文化遺産の日/ Journées Européennes du Patrimoine が認証されたもの。 第27回文化遺産の日のフランスのテーマは、「歴史上の大人物-女性や男性が歴史を作るとき」。日ごろ一般には開かれていない文化遺産を含めて、フランスでは全国で1万5千箇所の美術館、博物館、遺跡、お城、庭園、宗教建築、政府関係公舎(大統領官邸のエリゼ宮や別邸、シャンゼリゼのリドの舞台裏、フランス鉄道のアトリエや電車の操縦室、トゥールーズのエアバス工場では巨大なA380の建築行程や飛行機内の一般公開も)が無料公開されることになっており、今週末二日で、約千二百万人の動員が見込まれている。 ・フランス文化相フレデリック・ミッテランの「文化遺産の日とテーマ」紹介(英語): http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/node/134 ・フランス全国の文化遺産開放についての詳細情報 PDF(場所、開放時間、電話番号など23頁。フランス語バージョンのみ): http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/sites/all/themes/jep2010/images/presse/cp_programme.pdf