フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "グランパレ"
ルーブル美術館の地下収蔵作品、浸水被害を懸念して退避

ルーブル美術館の地下収蔵作品、浸水被害を懸念して退避

セーヌの記録的増水で沿岸の美術館休館、作品を階上へ引き上げる 金曜夜の8時の時点で増水は6m7cmを記録。セーヌ沿岸のブーローニュ、15区、16区で沿岸の住宅への浸水が始まった。
カランボラージュ展とレヴィ・ストロース

カランボラージュ展とレヴィ・ストロース

カランボラージュ展 Carambolages 2016年7月4日まで、グランパレで。 ジャン=ユーベール・マルタンの企画による展覧会「Carambolages」展が現在グランパレ国立ギャラリーで開催されている。「ゲームのルールは、自分の目だけに頼って展覧会を見ること」という企画者の但し書きから始まる展覧会は、紀元前エトルリア彫刻からヴィム・デルヴォワなどの現代アートまで185点を集めたものだ。 ほかの通常の展覧会が見せるような、時系列的な並べ方やメッセージ性、意味や物語をつくりあげる図像学、あるいは地域や異文化などのカテゴリーでくくるといったスタンダードな美術展のありように背を向け、旧来の知識や批評から離れて、ここでは目で受け止めるものを確認しょうではないか…
展覧会アジャンダ、2013年7月

展覧会アジャンダ、2013年7月

Monumenta 2012 モニュメンタ、ダニエル・ビュレン

Monumenta 2012 モニュメンタ、ダニエル・ビュレン

Monumenta 2012 モニュメンタ、ダニエル・ビュレン展 6月21日まで。 パリ、グラン・パレ、2012年5月10日から6月21日。[…]
5月展覧会アジャンダ

5月展覧会アジャンダ

[5月の展覧会]…

現代文化・Zapping

現代文化イベント・Zapping: 2012年モニュメンタ展に、ダニエル・ビュレンヌ - パリのグランパレで毎年行われるモニュメンタ展は、昨年のアニッシュ・カプーアに引き続き、今年はダニエル・ビュレンヌが個展を行う。展覧会は、2012年5月10日から6月21日まで。 フランス文化省報道局サイト、モニュメンタ2012 (フランス語) パレ・ド・トーキョー、2012年4月再オープン - 8000平米から22000平米へ、拡張工事のために2012年1月1日から閉鎖していたパレ・ド・トーキョー現代アートセンターは4月11日に開館予定。 ラ・トリエンナーレ - 2006年、2009年、パリのグランパレで行われた現代アートのイベント「ラ・フォルス・ド・ラール  La Force de l’Art」についで、2012年は、グランパレからパレ・ド・トーキョーへ舞台を移してトリエンナーレが開催されることになった。[…]
Leviathan

Leviathan

《Leviathan》、グランパレのアニッシュ・カプーア – Anish Kapoor 展 2011年6月27日の集計で、入場者277680人を動員。今までのモニュメンタ展で最高を記録した。(フランス2ブログ文化ページ) 今日のPHOTOS Photos by Shigeko Hirakawa Adresse : Nef du Grand Palais – Porte principale Avenue Winston Churchill 75008 PARIS Métro : 1, 9, 13号線 / 駅 : Franklin Roosevelt, Champs-Elysées-Clemenceau Bus : 28, 32, 42, 72, 73, 80, 83, 93番 Informations : public@monumenta.com 展覧会は2011年6月23日まで。 月曜、水曜、10:00から19:00木曜から日曜まで、10:00から零時まで開館。 火曜休館。 http://www.monumenta.com/

アクチュアリティ

教員削減、1万6千人 - 2011年度教育省予算が施行される新学期の9月には、国公立小中高校の1万6千人の教員削減が行われることになっている。これで過去5年間で合計6万6千人が削減される計算となる。フランスの国債赤字および欧州連合の赤字による各分野一律予算削減が教員削減の大本の原因であるが、大幅な教員削減は国公立教育にますます重圧をかけることになる。フランスは現在ヨーロッパ一出産率が高い国となり、爆発的なベビー・ブームを記録している。2011年度は幼稚園児1万4千人、中学高校生6万2千人の生徒の増加が見込まれており教育の現場を拡大する必要があるにもかかわらず、教員削減やクラスの閉鎖などといった現実に逆行する政府の政策による現状悪化は、国民の大きな怒りを買っている。「いくら予算削減といっても、教育は別ですよ。国がちゃんと保障するところは保障していかないと・・・」。教員不足によるクラスの閉鎖でクラスは合併せざるをえず、今までの倍数の生徒を受け持たなければならない教員たちは、現在も大きな問題となっている落ちこぼれがますます増加することを懸念。教員組合は、政府糾弾のデモを繰り広げる予定だ。「これからです」とは、教員組合の組合員。 コルシカ島で雪 - 昨夜、オート・コルスで大雪。地中海の南の島コルシカ島に大雪が降り、ところによっては積雪80cmを記録した。一昨夜はコートダジュールに近いエックスで積雪している。 モネ展、月曜まで夜間も開館 - パリの国立ギャラリー、グランパレでクロード・モネ展が170点の代表作を集めて行われているが、展覧会終了間際のこのウィークエンドは、特別に夜間も開館して最終日の24日月曜日まで24時間入館客を受け入れている。外気が0度前後という寒さのなか、グランパレの玄関外の行列は数時間待ち。すでに、このモネ展は85万人の入場を記録しているが、このノンストップ開館でさらに30万人の動員が見込まれている。ちなみに、月曜までのノンストップ開館時は入館無料。 Le parisien Grand palais ベルギー、ブラッセルで政府糾弾のデモ3万人 - 「ベルギーは小さい国ながら人間の懐が広かったのが誇りだったが、今は了見の狭い人間たちのおかげで小さい国がよけいに小さくなっている」、とはベルギー国会がオランダ語圏とフランス語圏の対立で停滞して今日で220日目になるベルギー国民の嘆き。しびれを切らした国民がブラッセルに集まり、国会運営をストップさせている国粋主義政党を糾弾して集会を開いた。7ヵ月半も休業して何も進まない政府に対し、インターネットで「税金返せ!」の署名運動も広がるありさま。「ヨーロッパ連合の中心になった国は今、ヨーロッパの恥になりさがった」。オランダ語圏とフランス語圏の対立は国を真っ二つにする分断への討議を余儀なくしている。(フランスTV)