フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "オーストラリア"

オーストラリア火災、放火で24人逮捕

昨年9月から始まって全土を焦土化しているオーストラリア火災では、少なくとも25人が死亡。2000件余りの家が消失した。 1470万エーカー焼失、ニュー・サウス・ウェルズで4億8000万の野生動物が死亡、同州の火災は136箇所に及び、消防士2700人が火災を喰い止めるべく消火にあたっている。ほぼアメリカ合衆国と同じ広さを持つオーストラリアの惨状は、すでにネット上で世界の同情をかっている。 1月8日、オーストラリア警察は、故意に火つけをした24人を逮捕した。
衝撃のオーストラリア火災

衝撃のオーストラリア火災

摂氏40度を越す酷暑と乾燥が煽る前代未聞のオーストラリア火災は、今やデンマークと同じ領土を焼き尽くし、全土に広がり続けている。 2019年9月から始まった火災は、わかっているだけでも数名のボランティア消防士を含む17人が死亡し、サウス・ウエールズだけで900軒が消失。全土にわたって5百90万ヘクタールが灰燼に来した。先のブラジルのアマゾンやカリフォルニアの大火災を大きく上回る被害はさらに拡大し続けている。
海中の珊瑚の死滅、オーストラリアで67%

海中の珊瑚の死滅、オーストラリアで67%

各地で死に始めたサンゴ 11月上旬フランス2TVが、フランス人科学者たちがインド洋周辺の海中に生息するサンゴが死滅しかけているのを発見して救済を始めたという事実を公表したが、今日のル・モンド電子版がやはり、オーストラリアの観光地で知られる世界遺産、グレート・バリア・リーフの巨大なサンゴ礁が、インド洋のサンゴと同じように「白化」し、この数か月で67%が死滅したと伝えた(クイーンズランドのジェームス・クック大学調査)。原因は、地球温暖化による水温の上昇だ。
飛躍するフランスの軍需産業

飛躍するフランスの軍需産業

オーストラリアから潜水艦12隻の受注 オーストラリアの首相が4月26日、ドイツと日本を退けて、フランスがオーストラリアの潜水艦12隻の受注を勝ち取ったと発表した。その総工費、340億ユーロ(約4兆円)。オランド仏大統領は、これを「フランスが世界の競争に勝ち抜いていけるだけの力を保持していることのしるし」として、勝利したDCNSグループを賞賛した。 潜水艦の名前は「バラクーダ」。全長97m、乗員60人を収容できる。推進力はディーゼルで超高感度ソーナーによりエンジンの音が検知されないのが大きな特徴だ。