更新:2013年6月19日:洞窟壁画のあるルルドも140cmの冠水。19日はフランスの半分にあたいする北部42県に洪水警戒注意報が発令された。

・フランス、パリ地域および西フランスで、ピンポン玉大の雹を伴うゲリラ豪雨
17日朝、フランスの西部、パリ地域を中心にゲリラ豪雨が襲った。ところにより激しい風雨と稲妻、またピンポン玉大の巨大な雹が30分も降り続けた地域があり、トゥーレーヌでは数十ヘクタールのワイン製造向けの葡萄畑が雹に破壊されて全滅。ロシュフォールではレストランやスーパーマーケットの屋根が壊れるなどの被害が出た。6月17日夜は、16の県で暴風雨警報。
一方、東フランス、ストラスブールでは温度が急上昇し、28度の真夏日となった。フランスでこれだけ天候が目まぐるしく変化するのは珍しい。
TF1TV,2013年6月17日夜のニュースから:

My opinion: 確かにパリでは珍しいゲリラ豪雨。雷がものすごく落雷があちこちであったようだ。30年前ボルドーへはじめてたどり着いたときは、突然雲が湧き上がりバケツをひっくり返したようなひどい夕立が襲うことがあった。こうした大西洋岸の南フランスには頻繁にあった豪雨がさらにひどさを増して北上している模様。

・ルーアンのアルマダ
アルマダとは、ルーアンからニューヨークまで自由の女神が大西洋を横断した100年目の記念となる1986年に始まった、4年おきに行われる帆船のセーヌ川くだりのお祭りのことだ。ルーアンから大西洋までの120kmあまりを帆船が下るのを住民がピクニックをしながら楽しむ。セーヌ・マリティーム県ルーアン市の企画。
2013年6月17日、BFMTVから:

・フランス西南部で洪水
ポーやピレネー地方
2013年6月18日、BFMTV

・ガロンヌ川の水位異常な上昇、オート・ピレネー、ピレネー・アトランティック
今年積雪を記録した山岳地域の雪解け水と豪雨とがあいまって、ガロンヌ川と支流があちこちで水位が急上昇。支流が通る近辺の市町村は冠水し、住民の避難を強いられている。スペイン方面の幹線道路は閉鎖。原始時代の洞窟壁画で有名なルルドLourdesも水の下だ。