フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "表現の自由"

アクチュアリティ・日本

報道するラジオ、アップ 必聴。高石大臣の「電波停止」発言で、報道法とは何か、なぜ報道法が成立したかを見直す報道するラジオ。「放送法は放送の独立性を高めるために作られたもの」。放送法は、戦前の反省から戦後の権力からの自由を保証すると理解しなければならない。報道活動は人権の一部である。「日本のように直接放送を政府が直轄しようとする国は珍しい。ほかにあるとすれば、北朝鮮とベトナムくらい」。今の報道のあり方へつながる放送法の歴史へ…
パリ、シャルリ・エブド銃撃テロ事件の明暗(1)

パリ、シャルリ・エブド銃撃テロ事件の明暗(1)

1月15日追記:この一週間の事態の展開はめまぐるしい。昨日14日オランド大統領は、南仏のトゥーロンに停泊しているフランス最大の空母シャルル・ド・ゴールに乗り込み、海軍に向けて年始の挨拶をした。空母シャルル・ド・ゴールはインド洋に向けて出発する予定だったが、イラク湾岸へ向かい、特別任務(戦闘)に加わることになるようだ。オランド社会党政権は2013年、緊縮経済政策のわくで軍事費の大幅削減と軍隊の3万4千人削減を2019年を目処に達成する法案を可決したが、この日トゥーロンでオランド大統領は、「特別の状況を鑑みて、先に決められた政策を見直し軍備縮小の度合いを緩めなければならない」と発言した。 同日14日、イエメンのアルカイダがパリ銃撃テロの命令を下したという犯行声明を出した。また14日は、25カ国で16カ国語に翻訳された300万部のシャルリ・エブドが事件後はじめて発売され、あちこち売り切れが続出するという異変の直後、先のビデオと同一人物と見られるアルカイダの犯行予告とも取れるシャルリ・エブド最新号の漫画化されたムハンマドへの批判がインターネットに流れた。「シャルリ・エブドが過激派に宣戦布告」というジョーク(?)がFBに載ったほどだ。テロに向き合う世界は、一体どこへ行こうとしているのか・・・。